デイサービスほやね城北 管理者の田中です。
少し前になりますが、1月下旬に送迎車内である利用者さんが
「最近テレビでラーメンよくやっとるね、熱々のラーメン食べた~くなった。」とお話されました。聞くとやけどの恐れなどがあるのでなかなか食べさせてもらえないとのことでした。
「どこのラーメン屋さんが美味しいですかね?」との職員の問いに同乗の方が
「やっぱり○○(石川県民ならなじみのあのラーメン店)やろ。」
また別の方は「私この前○○ラーメン行って来たわ。季節ごとに限定のラーメンがあって美味しかったよ。」と。
デイサービス利用中にも
「それやったらみんなで行ってみたいね。○○ラーメンやったらよく行ったし、良いね。」
「行ってみたいね。私久しぶりやわ。」
と他の利用者さんも交えて皆さんで○○ラーメン談議に花が咲きます。
となると出掛けないわけにはいきません!(とは言いながら職員も一緒に盛り上がっていましたが・・・・。)さっそく皆さんで日程を決めました。
皆さん楽しみにしていた2月13日
当日は開店時間の関係もあり、少し運動して腹ごなししてから出発しました。
到着して早速注文です。
セットメニューを頼まれる方、季節限定のラーメンを頼まれる方、いつもの定番を頼む方様々でした。
注文後も皆さん待ち遠しいご様子です。
いよいよラーメンの到着です。
最初は「こんなに食べれるかしら。」、と言っていた方もいざラーメンが目の前に来るとしっかり完食される方がほとんど。
そして食事中も食事後もお話がはずむこと、はずむこと。
少し早いお昼ご飯となりましたが皆さん満足されていたようでした。
利用者さんの中には(特に施設などに入居されている方は)、なかなか自分が食べたいと思うものを食べる機会が少なくなる方もいらっしゃるようです。
”熱々のラーメン”という送迎車内の何気ない会話から利用者さん同士がそれらを共有、共感し、またさまざまな思いを胸に行えた企画だと思います。
デイサービスというコミュニティの中でそれぞれが認め、認められる瞬間に出会えてうれしかったです。
デイサービスほやね城北では利用者皆さんの『できるよろこびを日々のくらしに』をコンセプトの一つとして運営しています。
小さなことからコツコツと・・・できるよろこびに出会う瞬間にこれからも沢山出会えたら、と思います。
ちなみに私は小さなラーメンから揚げセットでした。
なんでやろ、○○○○(○にはいる言葉は皆様のご想像にお任せします。)